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KGK70周年 総委員長  

山崎 龍一

~「 遣わされた地で福音に生き」抜いてきた人生に触れ合う交わりを ~

 

 KGK との関わりは学生時代から35 年を数え、気がつくとKGK の歴史の半分になりました。大学三年の夏期学校で学内の友人が決心した夜の集会のことは今でも忘れることのできない魂の震える体験でした。18 歳で教会の門を叩き、信仰をもった私がKGK で学んだことは「聖書の言葉の確かさ」、「キリスト教的世界観の確立」、「人格的交わりの豊かさ」、そして「派遣意識」と言えるでしょう。これらのことはその後の人生においてキリストにある祝福と困難を生き抜く基礎となってきました。人生の経験を積み重ねてこそ実感できるものです。KGK が生涯運動であることを深い頷きをもって証できるのは、私たち「卒業生」です。

 卒業後、教会を建て上げる忠実な教会員として歩み、職業人としてキリスト者の社会的使命を果たし、家庭人として信仰の継承や親の介護あるいは病との闘い、そして時に愛する者の死と哀しみにも直面し、様々な人生の局面に主イエスに支えられながら人生の出来事に目をそらさずに生きることによって福音の豊かさ、その深まりを知るようになります。そのような人生を送る傍で学生主体によって展開される学生伝道KGK の推進を支援するため、祈りと献金と奉仕をもって支える使命を私たちは委ねられてきました。

 そのKGK が70 年という歴史を刻もうとしています。あらゆる世代のKGK 卒業生が「遣わされた地で福音に生き抜いてきた」人生を携えて集い、共に礼拝し、KGK での経験はまさに人生の礎であることを確認し、さらに困難に立ち向かう一人一人への励ましとなり、その歩みが教会に仕え、神の国を建て上げることを確信するため、2017 年11 月3 日、70 周年記念大会がもたれます。この70 周年を機に「KGK は生涯運動である」と告白できる人生経験を経た卒業生の証を学生に届けたいのです。子供たちがKGK で良い経験をしていることを親として実感できる世代など信仰継承の恵みをも分かち合いたいのです。そして「草創期のメンバーから現役学生まで全世代が集まることができる最後のチャンス」とも言えるでしょう。草創期の先輩方が少しずつ天に凱旋していかれることを淋しく思いつつ、草創期の先輩方の証と人格に触れることが可能な最終ステージにきている…それもまた70 周年の特徴でしょう。

 また現役主事たちとの出会いも大切なことです。主事は卒業生の代表であり、卒業生の信仰に基づく人生を重ねた「ことば」を、思索的にも神学的にも深め、学生に理解できる「ことば」に翻訳して届けることのできる奉仕者です。主事たちの献身的な働きによって人格、言葉、神学がひとつとなって福音が学生たちに届けられることを信頼し、応援することは、KGK 卒業生である私たちの大切な使命です。

 70 周年記念事業、それはKGK の歴史に基づくビジョン形成を「ことば」にして紡いでいくための機が熟す時であり、終末に生きるキリスト者の指針となる事業へ導かれていくよう、これから備えていきます。その歴史の集大成を表す「ことば」を現在の主事会が祈りと知恵をもって整えています。その「ことば」と「解説」を現役主事から聴き、分かち合い、互いに祈り合うとき、私たちKGK 卒業生の豊かさがまたひとつ深まっていくことでしょう。その深まりを人格的に次世代に継承していくことはKGK 卒業生の使命であり、責任であり、何よりも光栄なことです。

 学生時代KGK を通して魂の底が揺さぶられた体験を機に思い起こし、「遣わされた地で福音に生きる」人生の恵みを分かち合い、さらに道の途上である人生の励ましのため、そして次世代への信仰継承を願い学生達のために祈るため、70 記念大会でお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

倉嶋 新

 

 2017 年 11 月 KGK70 周年記念大会を開催します! 今すぐにみなさんのスケジュールに書 き込み、日々、大会に備えてトレーニングを開始しましょう。記念講演会で一字一句聞き漏 らさないための集中力、分かち合いでしゃべりすぎない自制心、声の限りに賛美し祈るため の発声練習。やるべきことは数多くありますが、もっとも大切なこと... それはそれぞれに今 ある主との歩みをひたすらに続けていくこと。これまでもここに、そしてこれからもここに 立ち続けるために、KGK を通して受けた主の恵みの数々を、この大会を通し世代を超えて 分かち合ってまいりましょう。70 周年記念大会にぜひご期待ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浜田 進

 

 私は2003 年~ 2010 年までKGK主事の働きをしていましたが、現在は埼玉県所沢市で牧師をしています。

 主事としてかつて『学生の伝道』の編集や、『小説 学生の伝道』の執筆をさせていただきました。出版委員会 「KGK礎のことば」を軸にして、学生、卒業生、主事、協力会、理事会の方々の言葉を結集した出版物を作成する予定です。

 どうぞ、出版委員会(石原直美、片山渉、桑島大志、佐藤祐子、野村天路、吉澤主事、浜田)のためにお祈りください。
 また、原稿執筆の依頼があったら、断らないでくださいね( 笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

鯉渕 信也

 

 来年には、KGK が生まれて70 年になります。一般社会に出る前に、信仰者としての自分の生き方や考え方を確立することについて、親子二代でKGK に お世話になりました。福音的な信仰の継承のためには、まずは家族や教会の働きかけが重要ですが、それに加えて、同世代の中での励ましや刺激も大切ではないかと思います。日本の教会の信仰継承のために、皆さんでKGK を支えていきたいと思います

大嶋 重徳

 70 周年記念大会の魅力は、何といっても、ALLKGK で出会える魅力でしょう。草創期を背負ってこられた方から現在の学生に至るまでが一堂に出会える最後のチャンスになるかもしれません。すでに天にお帰りになった先輩方もおられる中で、KGK が失ってはならないスピリットを直接、先輩たちとの交わりから受け継ぎたいと思うのです。さらに歴代主事たちもお招きする予定です。
 ぜひ皆さん、大会にお越しください。

吉澤 慎也

 KGK は40 周年から数えて、これまで3 冊の記念誌を出版してきました。そのどれもが、KGK ならではの言葉がぎっしり詰まったユニークな傑作であったと自負しています。私はそれらに収められた珠玉の証言によって、主事としてKGK のあり方を教えられてきたものです。そして今回70 周年を記念して新たな1 冊がそのラインナップに加えられようとしています。斬新かつ充実の力作となること必至です。ぜひ、ご期待ください。

矢島 志郎

 財務委員会では、活動目的と目標についての熱~い議論を重ねた後に、活動の柱を「70 周年献金 目標2500 万円」「財務体質の改善」とし、献金の内訳を①より多くの学生に届くための運営体制の強化のために、②事務所機能向上と将来のために、③70 周年事業のために、としました。諸教会において「KGK紹介+卒業生の証」によってアピールする「70 周年ラリー企画」が始まり、良い反響をいただいています。財政的にも確かな「礎」が築かれるように、祈りつつ取り組んでいます。

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